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ソフトバンクからMVNOのmineo(マイネオ)に乗り換えてみた感想

2018年12月12日

使っていたスマートフォンのキャリアを、ソフトバンクからMVNOのmineo(マイネオ)に乗り換えて使ってみたので、感想を書いてみます。

ソフトバンクから乗り換えた理由

ソフトバンクを解約して安いMVNOに乗り換えた理由はただ一つで、月額料金の安さです。

ソフトバンクを利用していたときは、毎月7000円〜8000円の月額料金を支払っていましたが、mineo(マイネオ)に乗り換えてから毎月2500円程度の月額費用ですむ計算になります。

実に半額以下の利用料金になっている計算になります。

ソフトバンクからMVNOに乗り換えると本当に、半額以下になって単純にお得なのか?

ソフトバンクからmineo(マイネオ)に乗り換えることで、半額以下の月額料金になりましたが、ここにはカラクリがあって、単純にまるまる半額安くなったというわけではありません。

ソフトバンクは、機種本体代金の割引でお得感を出している

ソフトバンクは携帯電話の機種本体の代金を2年縛りで本体代金を割引(実質無料)のような形にすることで、お得感を出しています。

例えばiPhoneは、シムフリーの新製品を買うと10万円くらいしますが、これはMVNOを利用している場合、機種代金は別なので

MVNOの場合
月額2500円×24 + 10万円 = 16〜17万くらい

ソフトバンクの場合
月額8000円×24 + 本体割引で実質無料 = 17万くらい

ということで、新機種の携帯電話を2年ごとに買い換えることを考えた場合、MVNOでもソフトバンクでも総費用にそこまで差はありません。
(もっとも、MVNOで2年毎に新製品を買い換える場合、旧製品を売ることで少しお得になると思いますが)

しかし、携帯電話を4年使う事を考えた場合

MVNOの場合
月額2500円×48 + 10万円 = 22万くらい

ソフトバンクの場合
月額8000円×48 = 38万4000円くらい

と、15万円以上MVNOのほうがお得という計算になります。

つまり、MVNOは、1つの機種を長く使い続ければ続けるほど、また、スマホ本体の機種料金が安ければ安いほどお得になります。

一方、ソフトバンクなどの3大キャリアは、2年ごとにiPhoneを最新機種に買い換えることを考えるとMVNOを比較してもそこまで遜色ある内容ではありません。

以上のことを考えて、どちらが自分に合っているかを考えてみるといいでしょう。

自分の場合は、これまではiPhoneを2年おきに新しくしていたのですが、やめてできるだけ長く使い続けることにしました(といっても、4年おきくらいになると思いますが)

そのため、今後はこれまでよりもトータルで見て安くなると思います。

また、機種をiPhoneの最新の機種でなくて少し古い機種で我慢したり、Androidにすればよりコストパフォーマンスはよくなるでしょう。

デメリットは何なのか

ソフトバンクからmineoに乗り換えたことによるデメリットは何があるか

1・月額容量

月額容量が、ソフトバンクのときは月7GBでしたが、一方でmineo(マイネオ)にすることで、月3GBの契約にしています。

そのため、月に利用できる容量は減っていますが、これまでの利用履歴を確認したところ、平均月2GBくらいの使用だったので概ね問題ないと思います。

これは、自分の使い方が、自宅のWi-Fiがメインで、キャリアでの通信はおまけだからです。

こでも、自分がどのくらい毎月使うかを考えて選ぶと良いと思います。

2・混み合っている時間の遅さ

次に、昼どきなど混み合っている時間に通信帯域が制限されて遅くなるという点についてです。

これは実際あると思うのですが、私の場合はほとんど気になりませんでした。

理由としては1と同じで、Wi-Fiでの使うのがメインでキャリアの通信はおまけ程度だからです。

これが自宅にWi-Fiがなしでキャリアがメインでとなると、また違ってくるかもしれません。

今のところ問題は上記の2点だけです。

値段以外でmineoにしてよかったこと

値段以外の点で、mineoにしてよかったことも使ってみると何個かありました。

1.未使用帯域を翌月に繰り越せる

現在の契約では月の帯域は3GBですが、使わなかった場合、未使用分を翌月に繰り越すことができます。
例えば、1GBしか使わなかった月は、余りの2GBは翌月に繰り越せるので、翌月は5GB使うことができます。
そのため、実質的には3GBよりは多く使えるイメージです。

2.テザリングが無料

ソフトバンクのときは、テザリングオプションが月額500円かかっていました。
mineoではテザリングオプションがなくてもテザリングが可能です。

3.専用の通話アプリを使うことで通話料金が安い

ソフトバンクは、ソフトバンク同士の電話での通話料金は時間帯によっては無料ですが、それ以外のキャリアに電話した場合、30秒20円の通話料金がかかります。

mineoの場合、普通に電話した場合キャリア関係なく30秒20円の通話料金ですが、専用の通話アプリ「mineoでんわ」を使って通話をした場合、30秒10円の通話料金になります。
また、この通話アプリも使い勝手はそこまで悪くありませんでした。

トータルで見た満足度:非常に高い

ソフトバンクからmineoに乗り換えてしばらくたちましたが、総合的に見て満足度は非常に高いです!

今のところ他のMVNOに替えようかとか、3大キャリアにしようかという不満はありません。

ポイントとして、自分の利用の仕方がWi-Fiメインか、そうでないかというのは重要なポイントとなると思うので、迷っている人はその点を踏まえて検討されてはと思います。

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