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iPad2をしばらく使ってみての感想/レビュー

2011年05月29日

iPad2

iPad2を購入したのですが、届いてしばらく使ってみたので感想やレビューなどを書こうと思います。
ちなみに購入したのは16GBのWifiモデルです。

以前のiPadは1年ほど使っていたので、比較しての感想という形になります。

まずはじめに、使ってみてですが、当然、初めてiPadを使ったときほどの感動はありませんw
なぜなら、基本はあくまでiPadだからです。初めてiPadを触ったときは全くの新しい体験でしたが、iPad2の体験はiPadの延長線上であって、新しさはというと余りありません。

さてさて、そんなかんじではありますが、以下、初代のiPadを比較して気がついたことを書こうと思います。

速度は確かに速くなっている

初代のiPadと比べると、プロセッサの処理性能が上がっているため、動作が速くなっています。
ただし、劇的に速くなっているかというと、そこまでは個人的に感じませんでした。
が、初代iPadとiPad2の2台を並べてアプリを起動したり、Safariでホームページを同時に見たりした場合、ほぼ全てiPad2の方が速くなっています。(同じホームページを同時に開いた場合でも、表示が完了するまでの速度がiPad2の方が速かったです。)
特に、時間がかかる処理や、CGなどのグラフィック描画処理においては、iPad2の処理の速さが際立っている印象です。(例えば、あるゲームの最初の読み込み時にかかる時間は、iPadの場合10秒ほどだったのが、iPad2では3秒程で処理が終わるものもありました。)
そのため、全体的に軽快さは感じます。

全体的に、画面が明るく、鮮やかになっている

画面が全体的に、初代とiPadと比べて僅かに明るくなっています。もちろん設定で明るさは調節できるのですが、明るさの設定は同じでも、画面の明るさが僅かにiPad2のほうが明るく、鮮やかな色に感じます。

初代に比べて薄く、軽くなった。だけれども、まだ重さは少し重く感じる。

初代iPadに比べると確かに薄くなり、軽くなりました。それは少し触っただけで分かります。
ただし、軽くなったとはいえ、例えば片手で持って本を読んだりゲームをしようと思った場合、これはまだ少々重くかんじます。

スマートカバーは確かに無駄がなくスマート。だけども、別になくても困らない

iPad2から独自に設計され、iPad2のために作られたスマートカバー。
これは確かに素晴らしい作りでした。
個人的に驚いたのが、iPadとの装着部分が全てマグネット式であることです。
そのため、カバーの取り付け口がiPad側に一切なく、それでいてしっかりと装着することができます。また、画面とカバーもマグネットでしっかりとくっつきます。このあたりのデザイン製、無駄のなさは、さすがAppleといったところで素晴らしいと感じました。
ただし、個人的にはカバーは別になくても、また別の製品のカバーを使っても普通に使う分にはほとんど困らないと思います。というのも、具体的にいうと、結局は画面の保護+デザイン性の問題であると思うからです。

実を言うと、一番違いを実感したのは3Dゲームプレイ時

iPad2を使っていて、実は一番初代iPadとの違いを実感したのは、3Dゲームプレイ時でした。
画面の鮮やかさや描画の細やかさが、初代と比べて明らかにレベルアップしていて、別のゲームをしていると実感するくらいです。それくらい体験できるレベルが上がって感じました。
特にHD画質用に調整された3Dゲームをプレイすると、違いを実感します。
iPad2は、ある意味携帯ゲーム機としても、初代iPad以上に優れていて、もう「ゲーム機」といってもいいくらいになっていると思います。

Oeder&Chaos
↑上の写真はiPadでのRPGゲーム「Order & Chaos」プレイ時の画面。
上の写真では今一つ分からないですが、画質の体感が、明らかに上がっていました。

感想まとめ

しばらくiPad2を使っての感想はこんなところです。
初代iPadの良さをそのままに引き継ぎつつも、全てにおいて初代よりも性能が上がっていて、正統に進化しているモデルだと感じました。
おそらく来年になったらまた新しいモデルが出るとは思いますが、初代のiPadを持っている方でも、それまでのつなぎとして個人的には十分買う価値があると思います。

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