副業に対してどれだけ税金、保険料がかかるのか
2021年02月28日
世の中で副業解禁の流れがありますが、副業で稼いだお金に対して負担することになる税金や保険料はどの程度になるのでしょうか。
そのあたりが詳しくないので調べてみました
申告が不要な副業の収入金額
確定申告の対象となる期間で、所得(収入-経費)が20万円以下の場合は確定申告は不要ということです。
例えばブログの収入が30万円で、経費が11万円という場合、確定申告をする必要はありません。
しかし、収入が本業の収入だけでなく、アルバイトなどの本業以外の給与所得も含まれている場合は確定申告はする必要があるということです。
所得税は、副業で確定申告した金額によって決定する
副業で稼いだお金を確定申告した場合、確定申告には、給与で支払われた給与額と、源泉徴収額を記入します。
副業のお金は、給与かそれ以外かで変わりますが、雑所得として記入します。
給与所得は源泉徴収されているので確定申告で支払う所得税に影響はありますが、副業の雑所得であればそこからまだ税金が差し引かれてないため、確定申告をした利益の分が課税対象になります。
住民税は、副業で収入が増えると増える
税金のうちで、住民税は、副業が増えるとそれに応じて増えるようになっています。
住民税は住んでいる地域にもよりますが、およそ総所得の10%程度である場合が多いと思いますので、副業での収入から経費を引いたものの10%近く、払う税金が払うイメージです。
住民税は、普通徴収か特別徴収を選ぶことができ、特別徴収を選ぶと会社に通知が届くようなので、バレたくない方は、確定申告をするときに、普通徴収を選ぶようにするといいみたいです。
ただ、最近はそれができなくなってきているんだとか…。
健康保険は副業で収入が増えても関係なし
会社で正社員になることで入る健康保険は、会社員の給与ベースに対して金額が決まる仕組みになっているので、副業で収入が増えても変化することはありません。これは安心ですね。
ただし、副業が雑所得でなく給与所得の場合で、副業の勤務先でも社会保険の加入がある場合、二重で社会保険を支払うようになってしまい、損するケースもあるようです。