MH3G(モンスターハンター3G) 3DS 製品版プレイ 評価/感想/レビュー
2011年12月12日
12月10日についに発売された、CAPCOMの人気ハンティングアクションゲームシリーズの新作MH3G(モンスターハンター3(トライ)G)を早速この土日でプレイしたので、感想を書こうと思います。
(先日体験版のレビューを書いたばかりなので、一部かぶる部分もありますが)
まだ序盤をプレイしての感想なのですが、総じて、安心してプレイできる良作となっているといえると思います。普通に面白いです。
満足できるゲームボリューム
本作品の最も評価される点といえば、やはりゲームボリュームといえると思います。
このゲームで、ベースとなっているのはWiiのモンスターハンター3(トライ)なのですが、MHP3で登場した新モンスターもほぼ登場し、3Gでの新モンスター(ブラキディオス)や亜種モンスターもでてくるので、かなりのゲームボリュームといえると思います。
そのため、ゲームのボリュームとしては、MHP3やWiiのモンスターハンター3(トライ)以上なのですが、この内容が3DSの小さいSDカードに入っていて、携帯機でプレイできるということに驚きます。
また、おなじみの武器や防具も、性能や効果が以前とは変わっているものも多いので、これまでのデータはあまりあてにならないと思います。
グラフィックはなかなか
3DSなので画面はPSPに比べて小さいのですが、MHP3と同じレベルのグラフィックのレベルだと思います。
3DSなので当然裸眼立体視対応なのですが、個人的にはこの機能は目が疲れるので途中でオフにしてしまいました。
操作感は大幅に変わっているので注意が必要(できれば拡張スライドパッド推奨)
体験版の記事でも書いたのですが、そのままの感想なので、以下引用です。
3DSは、PSPやPS3とは十字キーとアナログパッドの位置が上下逆なので、これまでのいわゆる「モンハン持ち」でプレイすることができません。具体的にいうと、アナログパッドでの移動はできるのですが、十字キーでの方向転換がけっこうやりづらいのです。
実際、移動しながらのアナログパッドの下にある十字キーで方向転換するのがあまりにもやりづらいので、下画面にもある十字キーで方向転換をするほうがスムーズに感じました。(こちらだとだいぶ方向転換がしやすかったです)
このための救済機能といっていいのか、MH3Gには「ターゲットカメラ」という機能がついていて、この機能をオンにすると、Lボタンを押すことで、ボスモンスターの方向を自動的に向くことができます。正直この機能はありがたく、逆にこのターゲットカメラ機能がないと慣れないうちは非常に辛いというデフォルト設定になっていると思います。
あと、体験版をプレイしてみて必要だと思ったので、製品版と同時に拡張スライドパッドを購入したのですが、慣れるとやはり拡張スライドパッドがあったほうがありがたいです。拡張スライドパッドがあると、かなり従来のモンハンに近いイメージで操作ができますし、下画面に十字キーを出す必要がないので、他の部分に割り当てることができます。
拡張スライドパッドがあると、水中での移動や、方向転換がかなりやりやすくなるので快適にプレイしたい方は購入をおすすめします。
やりごたえのある難易度(ゲームバランス)
モンハンといえば、難易度の高さというのが一つゲームとしての特徴としてあると思うのですが、本作品でも十分難易度の高さをかんじることができます。
特に、G級のクエストでは今回オンラインがないこともあり、進めていくのはかなり難しいのではないかと思います。
強敵相手に、少しずつ武器や防具を強化したり、プレイヤー自身のスキルも成長しながら立ち向かっていくのがモンハンの面白さですね。(もちろん協力プレイも重要な要素ですが)
残念だった点
ゲームをプレイしていて普通に面白く(ここが一番重要)、今のところあまり文句はないのですが、いくつか残念に思う点もあるので、書いておきます。
1.インターネットでのオンライン協力プレイができない
2.亜種モンスターの追加など、総モンスター数はけっこうな数だが、MH3Gで新しく登場するモンスターの数は少ない。(今のところ判明しているのが、ブラキディオスと裏ボスくらい?)悪くいえば、これまでのデータの使いまわし。
総合的評価:★★★★★ 5/5 おすすめ!
ゲームボリュームが多く、丁寧に作られている、安心して遊ぶことができる良作になっていると思いました。
これまでの発売された3DSソフトの中でも一番の大作といえると思います。
今のところ、インターネット回線を通じてのオンラインプレイができないことが唯一マイナス評価です。