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PSPソフト「ダンボール戦機」プレイ 評価/感想/レビュー

2011年07月06日

ダンボール戦機

ダンボール戦機

PSPソフトの「ダンボール戦機」をプレイしたので、感想やレビューを書こうと思います。

まず、この「ダンボール戦機」というゲームについてですが、株式会社レベル5が発売したロボットアクションゲームです。
ストーリーは、LBXという動くプラモデルのようなもの?を対戦させるゲームが流行っている世界で、主人公が特別な事情があって手に入れたLBXを狙ってくる悪の組織と戦うというようなストーリーです。(おおざっぱですが、、)
※どことなく、「ポケットモンスター」や「遊戯王」などを彷彿とさせるようなかんじです。。(笑

新品を買った場合、ゲームとは別に、主人公が最初に手に入れるLBXのプラモデルがついているのですが、まあ、そちらはいい大人なので余り興味はなく、、。子供だったら嬉しいかもしれません。私も子供のころはBB戦士というガンダムのプラモデルを作るのに夢中になりましたしね。

ゲームのほうは、LBXというロボットを、豊富なパーツでカスタマイズできるのが特徴で、機体の種類やパーツなどを組み合わせると、様々な戦略で組み立てたり成長させた機体で戦うことが可能です。

武器の種類として、近接武器では剣、ランス、アックス、ナックルなど。遠隔武器でハンドガン、ライフル、ランチャーなどがあり、機体も、軽量化して移動やスピードを重視するか、スピードを落として装甲を重視するかなどを自分のプレイスタイルに合わせて選ぶことができます。
バトルに関してなのですが、ロボットアクション系なので、「アーマードコア」にちょっと似ているなと思いました。(アーマードコアの、より近接での戦いがメインになったかんじです)

同じくレベル5が出したゲームで「二ノ国」もプレイしたのですが、二ノ国のハードはDSでしたが、こちらはPSPで、ムービーやグラフィックなどは、格段にこちらのゲームのほうが表現力が上だと感じました。
(やはり、ハードによってゲームの表現の幅はだいぶかわってくるものなんだなと、実感しました。)

さて、このゲームをプレイしてみての感想としては(まだクリアはしていないのですが)、丁寧につくられている良いゲームだと思います。

良く出来ていると思った点は、ストーリーがアニメともタイアップしているのですが、それだけのことはあって、面白いです。登場するキャラクターが個性的で魅力的だったり、ところどころに挿入されるアニメーションの出来も良いですし、王道ではありますが、素直に楽しめる良いストーリーだと思います。

ロードの時間は、データをインストールするとそこまで長くはないのですが、メニューを開くたびにちょっとしたロードが入るため、結構ロードの回数は多いので、多少いらつくことはあるかもしれません。

バトルの難易度は、若干簡単過ぎるかな、とは思いました。難しいことを余り考えず適当にプレイしていても、ごり押しで進めてしまうようなかんじですね。このあたりがもうちょっとスリルがある難易度も楽しむことができればなおよかったかもしれません。(全体的に難しすぎても困りますが、プレイヤーによって、腕試しされるようなところがあったらなおよかったかも)

また、LBXの種類も多くカスタマイズの自由度も高いのですが、ストーリーを進めるにあたっては、最初に手に入るLBX「アキレス」を最後まで装備したままの方も多いのではないかと思いました。というのも、成長するとパーツが強化されるので、他のLBXに変更するメリットがあまりないかんじがしました。
カスタマイズできるパーツは多いものの、単純にストーリーを進めるだけでは、あまり変更する必要がないかな、、というかんじですね。(武器は、強いのが手に入ったら変更するんですが。)
結局、カスタマイズできる自由度は非常に高いのですが、実際は余りカスタマイズしなくてもどんどん進めてしまうし、あまり違いを感じないというところがありますかね、、。
ただし、やり込もうと思えば、もちろんいろいろと幅は広いので、楽しめると思います。

まだ、最後までプレイできていないので、また最後までプレイしたら評価が変わるかもしれないので、最後までクリアしてから、再度レビューを書こうと思います。

また、対人戦もあるので、そのあたりも友達と遊ぶ環境などがあれば、なお楽しいかもしれません!

個人的ゲーム評価:
★★★★☆ 4/5
丁寧につくられた安定感のある良作だと思います。
せっかくカスタマイズのパーツが多いので、それをいかしてもっとプレイヤーがカスタマイズに夢中になるような設定やバランスだと、なおよかったかもと思いました。

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