株の仕組みについてなんとなく理解できた
2021年09月10日
詳しくない人にとっては、何となく株というものが何なのか理解しづらい面もあると思います。
株の仕組みについて、何となく理解することができました。
株はなぜ売れるのか
株はなぜ売れるのかというと、基本的な理由としては「配当があるから」です。
株主というのは、言い換えると企業の資本金の共同出資者であり、お金を出資する代わりに、企業が利益を得たときに、その分け前を貰える権利を持つです。
議決権などもあるのですが、そこはメインではないと思うので割愛します。
企業が利益を上げる=もらえる配当金が増える=株式の価値が増大する
というのが、基本的な株式の原則です。
それで株の価値が上がったり下がったりするのです。
逆に企業の売上や利益が減少すると、配当金が減るので、株式の価値が下がるわけです。
しかし、株には無配の株も存在しています。
では、なぜ配当がないのに株式の価値がつくかというと、企業が株主への還元をしない代わりに、企業の内部留保に回し、さらなる企業の成長を公約しているからです。
企業の価値を高めることで、還元がないけど、株の価値をあげているわけです。
株主は、企業が成長することで、将来の配当によるリターンがより大きくなることや、株式の価値が高まることで、売却益がより高くなるため、こういった無配の株でも成長する企業の株であれば購入がされます。
他の金融商品との比較
世の中には様々な金融商品が存在しています。
現金というのも一種の金融商品です。
銀行に現金を預けていると、僅かではありますが金利がつきます。
国債を買うと、償還期限まで保有していると、利息がつきます。
積立の保険を購入すると、利息がつきます。
株も所持していると、配当がつきます。
不動産は、活用することで賃貸料などの収益を得ることができる他、価格が変動します。
その他にも、現代の世の中には、無数の様々な金融商品が存在しています。
これらの金融商品を比較し、資産家は、自分の資産のポートフォリオを形成するわけです。