ネットワークスペシャリストの試験に合格した
2024年07月07日
IPAのネットワークスペシャリストの試験を今年の春試験で受験したのですが、合格したので、合格するに至った経緯や勉強法などについて書いておこうと思います。
1.試験結果について
試験結果については、以下の点数でした。
午前Ⅰ得点 | 81.60点 |
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午前Ⅱ得点 | 84.00点 |
午後Ⅰ得点 | 73点 |
午後Ⅱ得点 | 65点 |
この結果を見ると、午前はまあ余裕をもって通過、午後1はそれなりで、午後2はぎりぎりというかんじでした。
余裕をもって通ったというかんじではないので、これで満足せずに今後も勉強は続けたいと思います。
2.何回目で合格したか
今回はネットワークスペシャリストの3回目の受験で、3度目の正直というわけではないですが、3回目でようやくうかりました。
1回目
2022年春
午前2:68
午後1:59
2回目
2023年春
午前2:68
午後1:6
というかんじで、今年度は勉強したというのもありますが、少し上振れしたというかんじもあります。
3.何時間くらい勉強したか
記録に残っている部分だけですが、200時間前後くらいはトータルで勉強したのではないかと思います。
4.勉強方法
勉強方法は、以下の方法で勉強をしました
・過去問を解く
これはおそらく全員してると思いますが、過去問を解きました。
4年間くらいの過去問+過去問道場で午前は繰り返し解く
・参考書を買って読む
参考書は、以下の参考書を買って7割くらいを読みました
・動画で勉強
動画は、「まさるの勉強部屋」を一番見ました。それ以外で、「もりこーぽちゃんねる」なども通勤中に聞いたりしていました。動画は、毎日通勤時間に聴くことができるので重宝しました。
・ネットワークの専門書を読む
ネットワークの専門書として、「マスタリングTCP-IP」、「ネットワークは何故つながるのか」あたりを読みました。それぞれ読破はできてないのですが、マスタリングTCP-IPは7割程度、ネットワークは何故つながるのかは、5割程度読みました。
ネットワークはなぜつながるのか 第2版 知っておきたいTCP/IP、LAN、光ファイバの基礎知識
マスタリングTCP/IPは、インフラエンジニアを目指す方であれば、バイブルのような、鉄板の本ということで、資格取得に関係なく読んでおくのがおすすめの本です。
総論
私は今回3回目の受験で合格することができましたが、正直、知識や経験量的に、ネットワークスペシャリストを名乗ってよいという自信は試験に合格した今でも全くありませんが、試験を受ける前と比較すると、ネットワークに関する知識が増え、自身の視野が広がったとは感じます。
ただし、私自身、インフラエンジニアではなくソフトウェアエンジニアなので、自身のスキルアップという意味で受験しただけで、今後インフラエンジニアとして活躍したいかというと、それほど考えてはいません。
ただし、ソフトウェアエンジニアであっても、ネットワークに関する知識はある程度持っておいたほうが良いのは確かでしょう。
私はIPAのレベル4の資格はこれが初めてなので、その点でうれしく、自信につながったというのはあります。また、受かったことで、社内のほかのメンバーから祝福の言葉をいただき、愛を感じることができてよかったということもありました。
また、来年受けても自信をもって合格するとはいえないレベルなので、余裕をもって試験にパスするには、実務経験や、さらに100~200時間は勉強しておくともう少し余裕はできるのではないかと思います。
来年は情報処理安全確保士の資格取得を目指して頑張ろうと思いますが、復習の意味もかねて、ネットワークの勉強も継続したいと思います。