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Gitの使い方の勉強メモ

2018年08月28日

Gitの使い方について勉強したことのメモです。

Gitとは

プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システム。
Linuxの生みの親であるリーナス・トーバルズによって開発された。

Gitという技術自体ととく使われているGit Hubのサイトは別。

最近プログラム界隈では非常によく使われている。

Gitを使うメリット

複数人でプロジェクトに携わる場合、ソースコードの管理がしやすい(状況をメンバー全員で履歴として把握できる。他人がアップロードしたファイルをローカルにダウンロードできる)
ソースコードの変更の履歴が追えるため、古いファイルを上書きしてしまった場合でも差し戻すことも可能。(バックアップとしても機能する)

Git Hub と Git lab

Gitを使ってソースコードを管理できるサイトは様々なサイトがある。

最も有名なサイトがGit Hub。
それ以外では Git labやBacklogなどがある。

メリットでいうと、Git Hubは最もよく利用されているために機能が充実している。
しかし、プロジェクトを非公開のプライベートプロジェクトにする場合は有料会員にならないといけない。
全て公開プロジェクトで利用する場合は無料でも使用できる。

デメリットでいうと、サイトが全て英語。

Git lab

Git Hubに続いて2番手でよく利用されているサイト。
メリットとして、Git Hubとほぼ同様の機能を持ちながら、プライベートプロジェクトを無料でも作成することができる。

デメリットでいうと、やはりサイトが全て英語。

Backlog

Gitを使ったバージョン管理を行える他に、様々な機能がついている。
メリットとしてはサイトがすべて日本語なので日本人にとって使いやすい。

デメリットでいうと、無料がトライアル期間の30日間しかなく、それをすぎると最低でも2000円/月の料金が発生する。

私はこの中ではプライベートプロジェクトが個人利用で無料なことからGit labを選択しました。

Gitの使い方

Gitは、PCからコマンドラインで実行します。

ローカル環境の作業フォルダをGitのローカルリポジトリに登録し、サイトにアップロードを行います。

コマンド

git init

現在のフォルダ(カレントディレクトリ)をgitに対して初期化します。
cdコマンドで、作業フォルダに移動してから行います。

git add ファイル名

作成したファイルをローカル環境のインデックスに登録します。

git add -A

全てのファイルをインデックスに登録

git commit -m “メッセージ”

インデックスに追加されたファイルをコミットします。
コミットとはGitの用語で、ファイルやディレクトリの変更をリポジトリに登録する操作のことです。

git commit .

インデックスに登録されたファイルの中で修正のあったファイルを全てリボジトリに登録します。
実行するとコメントを入力する画面が表示されるので、入力して保存すると変更内容が自動的にコミットされます。

git status

ローカルリポジトリの状況の確認

git remote add origin リモートリポジトリのアドレス

リモートリポジトリのアドレスを登録します。

git push origin master

登録したリモートリポジトリに、ローカルリポジトリの情報を反映されます。

git branch

現在のブランチの一覧を確認します。

git branch ブランチ名

ブランチを作成します。

git checkout ブランチ名

指定したブランチに移動します。

git checkout -b ブランチ名

上記のコマンドで、ブランチを作成して移動できます。

ブランチを移動後は、ファイルを登録したりコミットしたりするのは通常と同じです。

git push origin ブランチ名

ブランチの内容をリモートリポジトリに登録します。

git pull ブランチ名

リモートリポジトリのファイルをローカル環境にダウンロードします。

git merge ブランチ名

ブランチの状況をmasterブランチに取り込みます。

git push origin master

マスターブランチにmergeしたファイルを反映します。

git clone url

既存のリモートリポジトリをローカル環境にダウンロードします。

Githubアプリを使って実行する

Gitをコマンドで実行すると、上記のように色々とコマンドを覚える必要がありますが、Git Hubのアプリを使うと簡単に使用できます。

Git Hub Desktopをダウンロードする

起動してCreate Repositoryを選択

Repository名のフォルダが選択したフォルダにできるので、そこに必要なファイルを入れて、後はコミットして、リモートリポジトリにプッシュする。

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