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PlayStationMeetingとPS4の感想

2013年02月21日

本日PlayStationMeetingが行われ、予定通りPlayStation4についての発表会がUstreamで行われました。

全部は見ていないのですが、大体は見たので感想を書こうと思います。

まず、内容については「多くの人の予想通り」といったところではないでしょうか。

多くの人が、PlayStation4といえばこういったものだろうな~と大体予想する、大体はその予想通りといったところではないかと思います。

ひとまず現時点のポイントと思える部分を箇条書きにしてみます。

・ 価格と外見については発表なしなので不明
・ CPUとメモリは超強化、処理はPCなみでモンスタースペックに
・ グラフィックはこれまでのPS3では表現できなかったような表現が可能になり、実写のようなソフトがでてくる
・ ソーシャルとの連携、動画配信も簡単に?
・ PlayStationVitaとの連携。Vitaをコントローラのように使用できる。
・ 海外メーカーはソフトを開発中。日本のメーカーもカプコンやスクエニなどすでに開発中。FFもでるっぽい?
・ 発売は2013年度内(おそらく年末商戦)
・ PS3のパッケージソフトとの互換性はなし

もともとPlayStationの特徴だったハイスペック路線をさらに突き進み、性能ではWiiUと比較にならないくらいのハイスペックになりました。

また、いくつか開発中のゲームのデモがありましたが、グラフィックはより実写に近くなったといったかんじがします。
グラフィックに関しては、確かにすごいものがありましたが、一体このクオリティを保ったゲームが今後当たり前のように出てくるのかというところは疑問はあります。
個人的には、特にカプコンの「deep down」というゲームのムービーがあまりにも実写に迫る内容ですごかったので驚きました。
スクエニ(というかFF)は、ムービーはすごいですが、路線がおかしくなっているので個人的にはどうでもいいです。

ソーシャルメディアとの連携などの要素もありましたが、これは今の時代当たり前っぽく特筆すべきような点ではなさそうです。

多くの人が既にそう思っていると思いますが、PlayStation4の問題点を上げてみます。

価格

これだけ高性能なマシンの価格は一体いくらになるのでしょうか。
PS3では価格が高かったことも1つの要因でWiiにだいぶ先行されてしまいましたが、PS4も価格が高いとハードの普及のブレーキになることが考えられます。

ソフトのラインナップ

いくらハードが高性能だからといって、ユーザが欲しいゲームがなければ多くのユーザは購入しません。
PS4の普及には、PS4を買ってまでプレイしたいようなキラータイトルの存在が欠かせません。
また、ハードウェアが普及しなければ、売上が見込めないため多くのサードパーティもそのハード向けにソフトを開発することは躊躇します。

ハードの普及にはソフトが必要であり、多くのソフトが出るにはハードの普及が必要です。

PS3との競合

この存在もありそうです。
PS4は確かにハイスペックですが、PS3もかなりのハイスペックで、その性能を使いきっているゲームはそこまでないと思います。
少なくとも現在ある程度普及してしまっているPS3自体が足かせになって、PS4の普及が伸び悩むという可能性も考えられます。
(現在PSVitaよりもPSPのほうが売れているようですし、似たような現象が起こる可能性は考えられます。)

据え置き機のゲーム自体の伸び悩み

これは時代の流れといえるかもしれないですが、携帯ゲーム機はスマートフォンを含めてまだ勢いはありますが、据え置き機はその反面、開発費は高くなるのに対して、昔に比べるとミリオンを超えるようなヒット作がうまれにくくなっています。
また、このような趨勢で、サードパーティのメーカーで据え置き機でのタイトルの開発に躊躇するメーカーが増えているような気がします。

個人的な感想としては、コアゲーマーにとってはPlayStation4は魅力的なゲームマシンだといえるとは思いますが、多くのそうでないユーザに取って魅力的なハードであるかどうかは疑問はあります。
ハードウェアの価格や、ソフトの充実が課題となりそうです。

しかし、携帯ゲーム機市場ではSonyは3DSやスマホに大きく水を開けらてているものの、据え置き機ゲーム市場ではまだ優位性は確保しているように思えるので、今後の動向に注目です。

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