Xcode7で実機でiOSアプリのテストをする
2015年07月26日
iOSのアプリを開発するには、これまではAppleのDeveloper登録を行う必要がありました。
これには、年間1万円近くの会費をAppleに支払う必要があります。
しかし、実際にアプリを申請せずともXcodeで実機での動作確認をするだけでもDeveloper登録をする必要がありました。
(シミュレーターでのテストだけなら登録は不要です。)
しかし、現在ベータ版のみ配布されているXcode7では、実機テストだけならDeveloper登録が不要になるということです。
※ ただし、アプリの申請を行う場合には、これまで通りDeveloper登録が必要となります。
これは、アプリ開発の勉強をしていて実機テストしたい人にとってはありがたいですね。
かくいう私も早速Xcode7のBeta版をダウンロードしてみました。
それで、手持ちのiPhoneをMacにUSB接続すると、Xcode上のシミュレーターのOSを指定する箇所に、接続したiPhoneが表示されるようになります。
しかし、私の場合iPhoneのiOSが8.4で、Xcode7ベータ版ではiOS8.3までしか対象にならないため「No provisioning profiles found」とデバイス上に表示がでてしまい最初は実行できませんでした。
iOS8.4を対象にする方法としては、Xcode6を最新版にアップデート後、入っているリソースをXcode7ベータ版にまるっとコピーしてやる必要があります。
以下の記事などが参考になります。
Xcode7.0betaでiOS8.4の実機にインストールしようとしたら「No provisioning profiles found」になるときは – Cretan Blog
コマンドラインから行ってもMac上でコピー&ペーストしても問題ありません。
これで、iOS8.4がXcode7でもテスト可能になりました。
↑プロジェクトの設定画面からOSのDeployment Targetを8.4にします。